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GPZ1000(1996model)フロントフォークのMEチタンコートチューニングが完了いたしました。

KYB製インナーパイプ径Φ41正立フロントフォークです。

当時、世界最速バイクとなったNinja GPZ900Rの後継モデルとして1986年にカワサキが投入したのがGPZ1000RXです。GPZ900R用に開発した左サイドカムチェーン駆動の水冷直列4気筒エンジンの排気量を997ccまで拡大した、GPZ900Rを超えるハイパフォーマンスマシンです。エアロダイナミクスを意識したミラーのデザインや、カウル一体型のウインカーの採用は当時、新鮮なフォルムでした。

今回は純正フロントフォークに採用されている「フリーピストンタイプ」の内部構造に対して、スクーデリアオクムラオリジナルの「コントロールバルブ」を組み込むことで、サスペンションオイルの流路に工夫を加え、しっかりとしたダンピングを発生させるチューニングを施しました。また、作動フリクションを低減させる目的で、インナーパイプにゴールド色のMEチタンコーティング、アウターパイプにMEカシマコーティングを施しています。

 

こちらがスクーデリアオクムラオリジナルの「コントロールバルブ」の構成パーツです。「フリーピストンタイプ」のフロントフォークのダンピング特性を高めるためにノーマルのシリンダーとスプリングの間に積層式のバルブを組み込むことで、サスペンションオイルの流れをコントロールして、ギャップ吸収性を高めることで、接地感がつかみやすく、質感の高いサスペンションに仕上げることができます。オイルロックピースのテーパー角を変更することで、実有効ストロークを増やす工夫もしています。

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